震災・災害への取り組み

2011年 東日本大震災時、災害復旧測量

地震、出水、法面崩落、地盤沈下…
災害から復旧への初動は測量が担う

宮城県及び東北各県は、全国でも有数の「地震多発地帯」として知られています。2011年・東日本大震災のみならず、毎年のように大小の地震災害が発生し続け、また奥羽山脈から太平洋へと注ぐ多数の河川も台風、大雨のたびに氾濫を繰り返しています。

そうした宮城の測量業者として、当社は多数の災害対応業務を担当して参りました。被災箇所の復旧・復興のためには、まず正確な測量が必須です。培った経験と技術に加え最新ICT機器を活用し速やかな計測を行い、また防災減災のための調査にもご協力して参ります。

災害対応調査・測量

マルチビーム深浅測量による河底状況調査
地震による港湾被災状況調査・測量
地上型3Dレーザーによる法面崩落部計測
護岸洗堀・流出状況調査
地震による土提クラック状況調査
復興基準点測量

■路面、堤防、構造物等クラック(ひび割れ)調査・測量
■基準点復元測量、復興基準点設置
■土砂災害調査・測量
■地盤、堤防等沈降調査・測量
■法面崩落災害調査・測量
■河川堤防調査・測量(定期横断測量等)
■河川流量調査
■河川、港湾等洗堀・堆砂量測量
■堆積・流出土砂の土量調査・測量
■被災地写真撮影・調査
■UAVを用いた被災地遠隔モニタリング

安全に配慮しながら迅速な調査を
ICT機器による調査・測量を活かす

マルチビーム搭載無人ボートによる遠隔操縦計測

災害発生後の普及作業には迅速な測量調査が求められますが、被災状況によっては現地へ立ち入れないケース、調査に危険が伴われるケースも発生し得ます。

当社ではUAV、地上から長距離計測が可能な3Dレーザー、人力では計ることのできない水中計測用のマルチビーム搭載無線ボートを用い、危険な箇所や人力での計測が困難な場所でも迅速な調査、測量が可能です。