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JAPAN DRONE 2018情報

 昨日から開催されている「JAPAN DRONE 2018」の情報がいろいろと入って来ました。
 建機メーカーのコマツではDJIのカスタマイズモデルを1000台導入とか、はたまたDJI製以外のドローンが発表になっていたり、ドローン業界はここ2~3年の準備期間を経て2018年度は一気に動きが活発化しそうな雰囲気です。
 これまでは「DJI」独り勝ちの様相でしたが、「DJIではブラックボックスの部分が多過ぎる」、ここにログを自由に扱えるドローンをブルーイノベーションで提供するとか、INTELでも日本に参入するとか、機体の部分でも競争が激化(選択肢が増える)しそうです。
 そしてドローン参入を表明しながら製品投入をしていなかった大手メーカーが後処理システム等で大量に参入して来そうです。(例えば私が欲しいと思っていた技術が某国内大手メーカーより発表されました。)
 ここからさらに面白い活用が出来そうですね。

現状出来る事と実験段階のモノ(ドローン関連)

 某メーカーのご担当者様に来社いただき「現状で出来る事とまだ実証実験段階の内容」について情報をいただきました。(まだ公開していない内容や現在ネックになる部分のお話なので、会社名含めてぼやかしておきます。)
 ここ最近の記事からすると「ネックになる部分は法律的なところで、これは○○法が変わらないとどうしても無理かな」「ドローンメーカーに起因するブラックボックスの部分かな」等想像される方もいる事でしょう。
 たぶんドローンを使用していて「もっとこうならないかな」という要望を考えた事がある方ですと、お気付きかと思います。(「疑問なく使ってます」だと「ちょっと何言ってるかわかんない」かも。)
 ネックと考える部分は皆同じで、どう解決しようとしているかの内容と遅いか早いかの問題。「あぁそういう方向で問題解決しようとされてるんですね。」と納得です。こちらがどう使いたいかを述べさせていただくと先方も「そういう部分が大事なんですね。」とお互いに有用なキャッチボールです。
 新技術をいち早く取り入れ「技術提案」する事が各企業にとって生き残りをかけた重要事項になっています。現在「年度末の超繁忙期」ですが、こういう話の30分なら作れます。昨日もあったような「年度末の発表」等も情報に入れて「新年度の戦略」を考える非常に大切な時期でもありますね。
 さて、また午後の作業に戻ります。
 

UAV飛行許可申請がオンラインで可能に

 UAVを飛行される場合には地域・状況により様々な規制がかかっている場合が多く、国土交通省等への飛行許可申請が必要な場合が多々あります(実際の申請窓口は飛行する地域に応じ定められた地方航空局又は空港事務所等にて手続きしています)。
 UAVの活用が広がる事によってこの手続き件数が飛躍的に増加しており、この解決のため「平成30年度(4/2~)オンラインサービスを開始」する旨、発表がありました。
 ドローン情報基盤システム(DIPS)のHPにアクセスし必要事項を入力して、審査完了通知が届いたら許可証をダウンロードする、という極めて簡略な手続き方法になります。
 これまでも周りの方に申請方法について聞かれれば無償でお教えしてましたが、申請に関しては全然難しい事ではありません。大事な事は「申請する前に知識として知っておくべき事」をしっかり理解する事。これは法律的な部分(航空法)であったり、撮影においてプライバシー侵害をしないよう留意する事であったり、機体のメンテナンス(飛行前の確認事項)であったり。まずこれらを理解して初めて許可申請が行える事を肝に銘じましょう。

ドローンによる津波広報実証実験

 昨日の「仙台市と企業による実証実験」の続きです。夕方の地元テレビ局のニュースではちゃんと取り上げられていたようです。同じ事柄を見ていても各社のコメントが少しずつ違うのがおもしろいところです。ここに私の感想も述べたいと思います。
 昨日の実験では「Jアラート」を受信したら自動で離陸し、予め設定された飛行コースで目的地に向かいUAVに取り付けた広報用マイクで現地にいる人に避難を呼びかける、というモノです。ここで富士通さんとNTTドコモさんが共同して発表したのが、ドローンの現在地を受信してリアルタイムに地図にプロットし、遠隔リモート撮影した画像をその位置に表示する、という内容。
 NECさんの技術は「画像鮮明化」と「AI活用による自動認識」で、私はこちらの方が興味ありました。写りが悪い画像に画像処理をかけて画像を鮮明にし、ここから人物を自動認識し、地図にプロットまで行います。被災箇所を飛行して逃げ遅れた人を探し、画像から現在地と人数まで把握できるのは、さらに有効だと思います。
 ここで突っ込みどころ。ニュースでは「バッテリーの問題で飛行可能時間が15分以下と非常に短い」「ドローンのプロペラ音がうるさくて広報の声が聞こえにくい」を挙げてました。見ていて感じたのは「自動離着陸」の際に「強風が吹いたらどうするんだろう?」自動離陸する時は風が弱くちゃんと離陸しました。その後風が強くなって来たので手動での離着陸を行ってましたが、着陸時に強風が吹いていたら自動着陸は危険が伴いそうです。そしていくら自動離陸と言っても、機体にバッテリーや機材をセットして離陸場所まで移動させる手間は必要で、「Jアラートを受信して自動離陸」というのは現実的に「?」でした。どこにスタンバイしてどこから離陸させるんだろう?(→そこで思ったのが昨日書いた「消防局」管理の「消防署」配置案)
 バッテリーに関してはあのペイロードの機体では現在では飛行時間10分程度。10分で飛行できる範囲はほんのちょっとです。無理して飛行し続けるとその場で着陸行動に入り、2次被害の恐れもありますね。バッテリー研究はぜひとも東北大学に頑張って欲しいです。
 まずはこのような問題点を明らかにして企業・研究機関とタイアップして解決方法を研究する事が大事。東日本大震災を経験している地域だからこそ出来る事があるはずで、いずれ来る可能性がある南海トラフ地震等への防災・減災対策をここから生み出したいものです。
 そして私達測量業者が動くのが、この後の災害査定に関わる現地調査。ここを迅速にそして安全に行うため、考えている事があります。それには企業間コラボが必要で、現在先方からの連絡待ちというところ。春には何かお話しできると思います。

仙台市によるドローン実証実験

 今日の午前(9:15~11:45)の時間帯で仙台市とNTTドコモ、富士通、NEC、Panasonic等のメーカーさんが参加した「ドローンを活用した津波避難広報の実証実験」が開催されました。
 弊社で加盟する(仙台市も参加する)某ドローン団体のルートで仙台市より「見学のご案内」をいただき、拝見させていただきました。周りは地元の各テレビ局(NHK、東北放送、ミヤギテレビ、東日本放送)が取材に訪れていて、今日の夕方のニュースで取り上げられる事と思います。
 主題は「防災減災におけるドローンの活用」で、津波広報時の2次被害を防ぐための手段という事で、人が危険地域に入らずにドローンが広報に回り、逃げ遅れた人を発見し避難を促したり、リアルタイムに写真画像を遠方に送信し、情報を対策本部に集約するという有用な取り組みです。
 実用レベルであれば、いろいろな突っ込み所はありますが、現段階ではあくまで「実証実験」という事で、「すばらしい取り組み」であったと思います。(最後の囲み取材で副市長さんも「実用段階まではまだですが」と認めてらっしゃいましたが、実証実験を重ねないと現実にはならない訳で、まず「取り組む事が大事」ですね。)
 ここでいろいろ書いてしまうと「ネタバレ」になってしまいますので、今日のところは「夕方のニュース」をお楽しみに、とだけ申し上げます。
 (参考までに参加メーカーさんが主題としていた事は全部成功しました。)
 私達がこの技術を活用するイメージを膨らませるために見学させていただきましたが、防災分野でのドローン活用は本日も主役であった「消防局」がメインであるべきでしょう。「技術情報提供」や「ドローン機体の維持管理」「機動力」のすべての面を考えると各消防署にドローンが配置され、災害発生時には各拠点から即時に出動する形。ここをアウトソーシングしてしまうと「技術レベルの優劣差」「日々のメンテナンスのし忘れ」「即時出動」の面で様々な障害が予想されます。(民間会社であれば日々利益を求める行動で動いておりやはり災害対応には公共が主役であるべきか、と)そして2次調査や初動調査の依頼が来る建設産業にある私達も、ここは勉強しておく必要ありです。
 続きは後日という事で。

来週は「JAPAN DRONE 2018」

 来週、3/22(木)~3/24(土)の3日間で「JAPAN DRONE 2018」が開催されます。いつも年度末は納品があって行けず4月のドローン展に行ってますが、大きいのはJAPAN DRONEの方なんですよね。今年はドローン展の出展会社がさらに減るような感じで、見に行くならJAPAN DRONE。しかし納期があって今年も行けなさそうです。(もう1週間後ろなら何とかなるのに・・・)
 今見ておきたいのは、「運航管理システム」かなぁです。DJIは例年だと3月の今頃ファントムの新機種が発表されて春以降に出荷になる流れでしたが、どうも今月のファントム5発表の線はなさそうです。そうすると6月出荷を目途にもうちょっと後に何かが発表されてもおかしくない、それはファントム5なのか、インスパイア3なのか、マトリス300なのか?DJIでも個人向けモデルや農業モデル、今度は輸送用モデルも出すようで、ビジネスモデルの投入タイミングが読めませんね。
 と、こういう想像をしている方が他にもたくさんいらっしゃりそうです。(先日某ショップの方ともこういうお話をしました。ちなみにショップさんにはメーカーから事前情報は皆無だそうです。)
 23日までに作業が終わって24日にでも行けたらいいなぁと思っております。

4G LTEで自律飛行する複数ドローンを活用した広域警備

 以前にも「KDDIのスマートドローン」について書きましたが、「NEDO、KDDI、テラドローン、セコムの4社で、世界で初めて、第4世代の高速通信規格(4G LTE)のモバイル通信ネットワークを活用した自律飛行する複数のドローンの警備実証実験を実施し、広域施設における遠隔巡回警備に成功」という発表がありました。
 本実証実験では、KDDIが構築したドローン専用基盤「スマートドローンプラットフォーム」を活用し、目視外の長距離自律飛行が可能な「スマートドローン」である俯瞰ドローン2機と巡回ドローン2機の計4機を利用して、広域施設の遠隔巡回警備を実施しています。
 遠方にある拠点に運航管理システムを置き、スマートドローンで目視外飛行を行いながら4機の撮影画像を現地から送信する仕組みです。拠点からルートの指示を出せば、リアルタイムにコースを変更し、警備箇所に近づいて撮影画像を送信します。
 この実験では当社で導入しているPRODRONE社の大型ドローンが使用されており、様々な機材が搭載可能なペイロードを持っています。
 さて、現在ではKDDIのスマートドローンとNTTドコモのdocomoskyが発表されています。どちらが先に実用レベルになれるか。現在両社にはそれぞれのルートで問い合わせ中です。まだ即答できるだけの資料を準備していないようで回答には時間がかかっているようですが、答えが待ち遠しいところです。

危機管理型水位計観測データの運用

 国土交通省及び地方自治体により、「危機管理型水位計の洪水時のデータを一括で処理するシステムを運営する」目的で、3月19日に「危機管理型水位計運用協議会」が設立されます。
 これまで「①国、②道府県、③市町村」がそれぞれで管理していた水位データを、一括して処理する事で「データ処理」面や「コスト縮減」で大きな効果があります。
 まず一番は、洪水時にスマートフォン等で近くの河川の水位状況を管理者の区別なく一括で閲覧可能となり、より的確な避難行動等への活用が期待される、という部分です。
 これまでは管理者主体が異なると、いろいろ時間がかかってしまう部分が生じてしまいましたが、「人命」に関わる部分ですので最優先でこの垣根が撤廃され迅速な情報配信がされる事は喜ばしい事です。
 これが1つの事例となり、今後様々な分野(特に防災面)でも統合システム化して行く事が想像されます。「防災」を考えると特に市町村職員が緊急の動きをして回りますが、経済的・人的に余裕が無いところがあれば、対応に格差が出てしまう恐れだってあると思います。こういう事は人的な部分に責任が行ってしまう事無く、防災システムという形で、誰かの責任で無い形で国民の命を守る仕組みが出来ている事が望ましく思います。
 東日本大震災の時、自分の家族の事も顧みず奮闘してくれた自治体職員の方がたくさんいます。そして命を失ってしまった方も。それでも住民の方の命が失われてしまうと、責任が自治体の方に向かってしまう事実もあり…。このどうしようも無い現実を解決してくれるのは、人の命が守られる「防災システム」の構築です。
 誰もが悲しい思いをしないようになる事を願います。

道路橋点検記録作成支援ロボット

 国土交通省より「道路橋点検記録作成支援ロボット技術の要求性能(案)」と「道路トンネル点検記録作成支援ロボット技術の要求性能(案)」に対する意見を募集が掲載されました。
 これまで人の手・目によって判断されていた調査をロボット技術で解決するための研究・開発です。これまでの経緯を見ても、なかなか要求するモノまでに至らず途中で辞退を繰り返しており、さらなる技術進歩が待たれるところです。
 今回の参加内容を見ても、「写真撮影」までは良いですが、皆それ以降の部分は「非申請」のようです。当社でもこういう技術にチャレンジしておりますのでよくわかります。UAV等を利用して人が足場を組んだり高所に上ったりしないで写真を撮影する事は可能です。どの解像度だとどの距離でどこまで見えるかは想像できますが、現実的にはこの後は「自動処理」するには、幾通りもの画像解析技術の併用が必要で、なかなかそこまでの技術を持っている会社さんにはお目にかかれません。(こういう技術を持っていても別分野に活用しているのかな?)処理すべき工程は想像がついてますが、開発できる画像解析&AI技術を持った人は身近にはおりません。(やはりどこかの大学の研修室でしょうか。)
 この技術が現実になる日が待ち遠しいですね。

ドローン実証実験

 先日書いたドローン実証実験の件、昨夜「入会している某ドローン団体」から連絡が来ました。
 もう知りたい事に関しては別ルートで動いており回答待ちまで来ておりますが、せっかくのご案内ですので出来れば参加したいと思っています。
 1つの事をやるにあたっても、所属する立場によって目的の捉え方が全然違う方向になりおもしろいものです。同じことを別な立場で見れば報告の形も違うだろうし、主旨が違って来ます。
 いろいろな立場の人が集まって、それぞれの分野から違う報告をする事で新たな発見や今後の可能性が見出される、という事でやっぱり「おもしろい」です。
 公開NGがかからなければ、私の立場で感じた事を後日述べたいと思います。