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ホームページ更新

 先週久しぶりにホームページを更新しました。
「やらなくちゃ、やらなくちゃ」とは思っていたのですが、若干の更新でもページの追加・組み換えがあると思うと、つい敬遠しがちでした。これに比べると記事を追加するだけのブログやTwitter・Facebookの方が新鮮な情報を発信するには使い易いです。最近はホームページ内にFacebookを組み込んで、基本そのウィンドウが最新情報のサイトみたいな作りをよく見ますが、こういうやり方が「更新されないページ」にならない良い手法だと思います。これからも最新情報はブログの方になりそうです。
 今回の更新の目玉は「マルチビーム測量無人ボート」導入のお知らせです。ブログでは発表済みでしたが、ホームページを閲覧に来られた方が「載ってないよ。本当に入ったの?」とならないようページを作成しました。このブログの記事を遡っていただくと昨年の4/13に「新技術の視察」と上げた記事が「このマルチビームRCボートのデモを見に千葉県の某港まで行って来ました。」という内容でした。その前年から内部では検討を始めていて年度末業務を終えて新年度すぐにデモのアポイントを取り4/13には個別デモを受け、メーカーとやり取りを続け夏には導入を決定。既に数箇所で実証実験的な事は行っており、発注者へのデモも行っております。かなり高価な代物でしたのでさすがに今回は時間がかかりましたが、これからはこの方向に進むという読みがどんどん現実化しているところでもあります。(「ICT浚渫工」の発表は導入検討を始めた後で発表されたものです。)
 弊社では石巻市という場所柄、海の深浅測量、川の深浅測量を行う機会が多く、これまではシングルビームでの計測でした。GPSと音響測深機を連動させるシステムの導入も早かったですが、地上型3Dレーザスキャナ・UAVで3Dモデルを作成していると「水中も必ず3Dモデル化される時期がもう近い」という感覚がありました。RCボート計測もして来ましたが3Dモデル作成には点数が少ない、やはりマルチビームが欲しい…そして「自分で持ってやらないとノウハウは蓄積できない」という信念から、他社に先駆けて導入しようという決断に至った次第です。
 まだ国内で2社しか導入されていないシステムですので、遠くまででも出向きますので、ぜひご相談下さい。

新年のご挨拶

 あけましておめでとうございます。
本年も新しい技術にチャレンジし発信して行きたいと思います。

 新年1つ目の話題は「UAV」から。
昨年5月に発表された「空の産業革命に向けたロードマップ」(レベル1:目視内での操縦飛行、レベル2:目視内飛行(操縦なし)、レベル3:無人地帯での目視外飛行(離島や山間部への荷物配送)、レベル4:有人地帯での目視外飛行(都市の物流))のスケジュールで行けば、2018年はレベル3が本格化する段階となります。
 これを受けて、昨年暮れ(2017年12月22日)に(社)日本UAS産業振興協議会(JUIDA)より民間による日本初のドローン物流のガイドライン「JUIDA物流ガイドライン(案)」が公表されました。
 世界に目を向ければ、「ドローン物流」が実用的な地域もありどこかでは確実に進んで行くものと思われますが、日本国内の実情を考えれば都市部での活用には様々な危険が伴います。このレベル4(都市の物流)実現を2020年達成とするためには今年から2年間の「離島や山間部への荷物配送」を如何に安全に実現できるかが大事です。
 建設関連分野ではi-ConstructionでUAV活用は進んでおり、稼働実績も増加しております。建設分野では公共事業での活用という事もあり安全への「意識」は非常に高いと思われます。ドローン物流に向けて自動離発着等の技術開発も進めているようですが「安全第一」からすると、もしかすると次に来る物流分野でも初期段階は建設分野のUAVパイロットが関わった方が良いのかもしれません。(建設分野でUAV活用する事は、未来にも繋がる可能性がある、というか)
 空の産業革命を推進するためにも「法令順守」「安全」には十分配慮したいと思います。

年末年始休業のご案内

 誠に勝手ながら年末年始の休業日は下記の通りとさせて頂きます。
 何卒ご了承下さいますようお願い申し上げます。

 平成29年12月29日(金) ~ 平成30年1月4(木)

※平成30年1月5日(金)より平常通り営業致します。

マルチビーム深浅 勉強中

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 今回導入した「マルチビーム測量無人ボート」に絡んでいろいろと勉強中です。一緒に「音速度プロファイラー」も導入した訳ですが、実際に使ったデータを見て、こういう事かと理解しました。
 テスト計測した場所は「河川」ですが「河口からそう遠くない所」。きっと影響はないだろうと思っていたのですが、計測結果を見ると水深が低い方に海水が流れ込んでいるようなグラフ形状が見えました。
 この補正を行わないとソナーで受信する距離がおかしいものになってくるのが、断面形状からも理解できます。「シングルビームの時は直下しか計れないので影響はほとんど無いでしょうがマルチビームは扇状にビームを出して図るので角度によって影響が顕著に出ます。」という講師の話に納得です。

 陸上だと「TS」と「3Dレーザー(TLS)」の比較でわかるように、1点ずつ計測するのと一気に広範囲を計測できる違いは「水中」でも同じです。TSだと目視してターゲットを狙う事が出来ますが、水中では見えない水底をシングルビームで図っていた訳で、その近くに何かがあってもわかりません。これからは「マルチビーム」で「面的調査」に移行する時代です。

今度はPix4D Mapper

 これまで「UAVデータ解析」はPhotoscan派でした。もう日本語化される前(英語版)の頃からマニュアル無しで使っていたので慣れていたし、ここ2年位ですごく機能アップしている感もあったし、で「Pix4DMapper派」を認めつつも切り替えずにいました。(たぶん「地形」だけを扱うならPhotoscanでOKだと思います。)
 それがここに来て別なオーダーにも対応できるよう「Pix4D Mapper」も使うようになり、手探りで使い始めてます。講習を受講するでも無く先生がいないのでまた想像で使っているところですが、Photoscanは「ワークフローを上から1つずつ処理すればいい」という基本形があり、必要に応じてエクスポート形式を選択するだけと理解していました。(これに慣れたら「バッチ処理」)
 まだ使い始めなのでわからないのですがPix4Dって基本がバッチ処理(処理オプション)なんでしょうか?処理の途中で選択肢を分岐させたい場合は、どうするんだろう?という状態です。
 Photoscanだと経過時間と作業状況がステータスバー風に見えるので処理時間が想像できますが、Pix4DMapperの処理時間表示ってどこ?まだソフトの違いを出し切れてません。
 すべては「慣れ」だと思いますので、ココから一歩ずつです。Pix4D派の優しい方がいらっしゃれば、コツをご教示いただけると嬉しいなぁと思う今日この頃です。

新機種情報

 来年度購入したい目玉はコレ、とイチオシのシステムがあるのですが、想像していたより世の中の動きが速いようです。現行製品を見て「これはもう1つこの機能が付くのが必須」で「金額も半分になったらもっと世に出るでしょうね」と夏位に話していましたが、この機能が付いて金額も安くなったモノが1月に発表されるようです。
 まだ詳細スペックは正式リリース前なので不明ですが、良い内容であれば「買い」だと思います。ちなみにこれは海外製品で取扱い会社の方とはもう2年程情報をいただく関係です。(ので国内の会社の株式とは連動しない情報です。)
 その後、某メーカーの方とお話したのですが、どうもこの製品の事を知らず現行製品のスペックを利用したシステムを開発中のようでした。「ちょっと後追いだなぁ」と思いながらもお話だけ伺いました。きっとどこかで新製品の情報を入手しシステム構成を変更して来る事でしょう。大事なのはこれを活用したシステムを自前で開発されるという事。「ものづくり」をする事が大事で基本設計さえ出来る会社であればパーツ変更など問題ではありません。
 きっと来春から情報が出だして、早ければ秋くらいに市場に出回るようになると想像しております。

UAVとスマートグラス

 10年前位の近未来的なスパイ映画のシーンがどんどん現実のモノになっています。「スマートグラス」もその1つ。これをかけてUAVを操縦するとどう便利か、が今回のお題。
 使った事がある人に聞くと、操作スイッチとの連動性が検討の余地ありのようでした。これもまだ出立てで利用者が少ないからだろうと思います。「こういう使い方してます」のアイディア募集中です。

「マルチビーム測量無人ボート」導入

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 当社ではこの度「マルチビーム測量無人ボートEchoBoat-ASV-G2」を導入いたしました。(ずっとぼやかした表現で「最新機器導入」と言って来ましたが、公開いたします。)

 EchoBoat-ASV-G2は「小型マルチビーム測深機」「慣性GPSジャイロ」「表面音速計」「HYPACK」を搭載した「マルチビーム測量無人ボート」です。マルチビーム測量に必要な基本計測機器がボートに搭載済みで、大型機のような現地での艤装作業が軽減されます。
 搭載されたマルチビーム測深機は港湾、河川、湖沼などの極浅海域深浅にフォーカスされたモデルながら「256本のビーム数」「1.4°×1.4°のビーム幅」「120°のスワス幅」の性能を有しています。
 計測は「自動航行モード」に加え、シームレスに「無線遠隔操縦モード」にも切り替え可能です。
 
 夏から数箇所のテスト計測、発注者様へのご説明等を重ねておりましたが、本格稼働を開始します!機器はハイエースに積載可能なコンパクトサイズ(全長168cm×全幅81cm)で、現場近くまで車で乗り込めます。
 「3D計測」分野で「陸(地上型3Dレーザースキャナ)・海(河川)(マルチビーム測量無人ボート)・空(UAV)」どこでも対応させていただきます。

新技術の情報が集まる

 「当社ではいろいろな新技術にチャレンジしてます。」を発信していると、最新情報が自然に集まって来ます。暮れという事もあり先週もいろいろな方とお会いしましたが「来週、東京でこういう技術の発表会があります。」とか「今、大学の研究室とこういう共同研究を行ってます。」という話をお聞きしました。どちらも当社でも今後必要になる技術で興味がある分野です。
 1つは「非GPS環境下におけるUAVコントロールシステム」です。「構造物調査」でUAVを活用しようとするとこれがシステムで安全にコントロールできるとすごく良いと思います。現在でももう構造物調査でUAVを活用してますが、基本的に「マニュアル飛行」で行いますので、終わるとパイロットが「疲れた~」となります。GNSSを切って目視で誘導する訳ですが、脇で見ていても急な突風で「あっ近寄ってる」となったり、ずっと緊張して操縦しています。(衝突回避機能は使用してます)UAVの活用には「屋内」の点検飛行的な話もあるようですので、これを安全に行うシステムであれば良い発想だと思います。
 2つめは当社でももう某メーカーのデモを見ている検討案件ですが、「今の技術だとここまでかな」というところで導入せずに止まっている「画像処理技術」です。「産・学」連携で研究が進展して現在の問題点をクリアしてくれれば、導入に一歩前進です。
 他にも「官」が主導している「研究団体」に加盟している方の情報であったり、詳しい話はもっとありますが、さすがにココでは公開できませんし、人に話す事もありません。(某販売店の偉い方に、「つい得意げにメーカーの最新内部情報を言っちゃう方」がいて周りはヒヤヒヤしています。「それって言っちゃまずいでしょ。」って)私はこういう意識で、株もやらないし情報公開もしません。すべては最新情報を元に2~3年後を読むためです。
 実際、今手を動かしている業務は2~3年前に提案していたモノがここに戻ってきています。当時は次年度を考えて行った事が「これは2年前」「これは3年前だった」と時期がずれて依頼・相談が戻って来ています。おもしろいですね。(目の前の仕事を言われたままに何の提案も無しに作業している人にはきっとわからないと思いますが。)
 今年度は大物を導入したので、決算上今期の導入はここまでですが、もう来年度に購入したいシステムも目途が立っています。(実はこれも2年前からメーカー関係者とやり取りして時期を待っているものです。)たぶん来年度は各地で導入される会社が一気に増えると想像しています。
 メーカー・販売店様の最新情報をお待ちしております。

無人航空機の目視外及び第三者上空等での飛行に関する検討会

 UAVの物流分野での活用に向けて、12/15(金)主題の検討会が開催されます。昨今のネット通販全盛時代にドライバー不足を補うためにはUAVの活用が叶えば有効な人員代替策になるのだと思います。ただし諸条件が完璧に揃えば。
 先日も墜落事故がありましたが、空に挙げた機体はどういう形かで地面に戻ります。それが「安全な着陸」だけでなく「墜落」もあり得るという事。当面は住民が少ない地域で人のいないルートに限定される等の実証実験が行われるのだと思いますが、それでも電柱、電線はある訳で「無電柱化」した地域でないと怖いような。
 そしてもう1つ物流で言われるのが「盗難」の問題。飛行中にハイジャックして商品を盗むとか、本当にやられかねません。こういう問題点が提起されている訳で、これらを確実に潰す安全策が立てられて初めて前に進む内容なようです。こういう取組に迷惑をかけないよう墜落事故だけは起こさないよう、日々の運用にはさらに注意を払いたいと思います。