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UAV+3Dレーザスキャナの合わせ技

 「UAVで空から」「3Dレーザスキャナで地上から」当社ではこの組み合わせでの作業を非常に多く行っています。3Dレーザ計測だけでは地上から見上げて死角になる「上部」が発生してしまいます。これを上空からの視界で埋めてくれる「UAV写真測量」は建物の上は取れますが、屋根の下であったり壁であったりといった上空からの死角が存在し、この2つが合成される事によって「より穴空きが無い」データに仕上がります。
 そして2つの違った手法を組み合わせる事によって「データの点検」にもなるのが大きいです。もちろん2つのデータを合成するために「測量」を行いますので、言ってみれば「地上測量(基準点・水準測量)」「UAV写真測量」「3Dレーザ測量」は3つの手法でそれぞれのデータを補いながら同時に点検も行います。
 例えば、今後「UAV搭載GNSSが準天頂衛星により単独測位でも物凄く位置精度が向上し標定点が不要になります」と言われたとしても、「測量」という名が付けば「データ点検」は怠りません。(というか無くならないと思います。)ある要素が何らかの不具合で全部コケてしまっていた場合、「高さが全部違っていた」みたいな事が起こり得ます。
 地上に基準点を設置して、ここから自動追尾TSでUAVの位置を計測して、標定点を不要にするやり方は地上部の基準点設置で1つの点検を行っているので良いですが、GNSS受信標定板は(昔の感覚で行けば)高さ精度がイマイチ不安です。ここは不勉強な部分でもあるのでこれがどういうデータ点検をしてOK・NGを評価しているのか、学んでみたいと思います。

3Dレーザー計測 5連チャン

 先週は3Dレーザースキャナ計測を5日連続(全部別現場)で行いました。うち4日はUAV計測も併用。本当は今日からも3日連続で別な現場の3Dレーザー計測が予定されてましたが、さすがにデータ解析が追いつかないので今日からの分は、別な者に任せました。こういうオーダーは今後もまだ続きそうです。
 先日発表された「3次元データ利活用方針」にもあるように、まず測量から3次元データにならないと設計の工程に渡せません。「維持管理も含め3次元データになる」という提案を早くからして来た訳ですが、ここに来て業務というオーダーに繋がっていると思います。(提案データもいっぱい作って提出してます。)
 ここで大事なのは「3次元データを取って渡すだけではダメ」。3D計測機器があれば、3D点群データは収集できますが、これを「どう後処理して目的にあった解析ができるか、見せられるか」が肝心です。弊社でも現在のレベルになるのに3年かけて、数種類の3D解析システムを駆使して、目的にあった使い分けをしています。
 業界としては「3D」はもう逃れようがない命題です。「導入を先送りすればする程、経済環境も厳しくなるだろう」という決断で3D計測に踏み込んでますが、「あの時、始めておいてよかった」と思います。(今の状況で「数千万円の投資」は厳しいので)これから導入される方もまだいらっしゃる訳で、追いつかれないよう、追い越されないよう、より先を目指して推進するだけです。

建設会社様向け3Dレーザー計測

 今日は某建設会社様の業務で「3Dレーザー計測」を行って来ました。(プラス「UAV」計測)
 窓口になる社員の方2名様とは先日の現地踏査でお会いしましたが、他の社員の方数名+自治体職員の方も見学にいらっしゃっておりやはり「i-Constructionやらなくちゃ」であり「UAVの精度ってどれ位?」の興味が大きいようです。
 これまでも「3Dレーザースキャナ」を真値として「UAV」で作成した3D点群との差分を確認する事は何度も行って来ました。結果として言える事は「地形に合わせた標定点を置いて補正すれば許容値内の数値にはなる」ですが、これは経験値によるところ(各社のノウハウ)が大きいと思います。
 ある講習会を受講した者の報告にありましたが、昨年行われたi-construction業務で「6割はレーザースキャナ使用」だったそうです。いくら「UAV」「UAV」と騒いでいても、精度と草木等の障害物を考えると「3Dレーザー」を選ぶのは懸命な判断だと思います。(私も「基本3Dレーザー」と考える派です。)「ICT土工」で綺麗な盛土で無いとUAVじゃ厳しいと思います。
 そしてこれから行われる「ICT舗装工」に至っては、「3Dレーザースキャナ」でもしっかりやらないとエラーになりますよ、という許容値になって来ます。この辺を考えても「3Dレーザースキャナ」の計測手法をさらに向上させたいと思っております。(時間を空けて使うと、ある確認手順を飛ばしてしまうだけで精度に大きく関わって来るのは経験済みです。「慣れ」てしまわないよう常に神経を集中させる必要がありますね。

ライカ セミナー

 今日は某所にて「ライカジオシステムズ」さんの「レーザースキャナを用いた公共測量マニュアル(案)」セミナーを受講して来ました。
 当社で所有している3Dレーザースキャナはライカジオシステムズの「ScanStation C-10」で、このモデルを活用する際の事例を具体的な数値で説明していただき大変ためになりました。
 土曜日には社内講習で、新人を含めた若手に実体験してもらいます。今年は「3Dレーザースキャナ」の活用場面は増えるはず!です。

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